秋への入り口

昨日、「そろそろ去年買った秋冬物を確認するか・・・」とクローゼット内を片付けていたら、
『星の王子さま』と『クマのプーさんとぼく』が出てきました。なんでこんなところにと呆れつつ、嬉しさと安堵感と。
先冬に越してきて、荷物をあちこち、とりあえず仕舞ったからこうなったのか・・・。

私が持ってる『星の王子さま』は元は親のもので
『星の王子さま』岩波少年文庫 53 昭和46年7月30日 第33刷 発行 ¥240 (わぉ
45年近く前の新書よりちょい大きいくらいで、函に入ってるんですがそれが結構ボロボロで・・・
テープで止めてあったりして。
そういうのが子供心に「長く大切にされているものだ」と思ったからか、新しい私のものが欲しいとは思わず、
ずっとその古い本を持っています。
新訳が出た時に「自分用に新しいものを買うか」と思っていくつか読んでみたんですが
古い本独特の、図書館にいるみたいな本の匂いが好きなこともあって
いまだに買わずじまいです

訳はもちろん内藤濯さん。カラー挿絵は王子さまの全身像のみ。
カラーの挿絵がたくさん載っている青空文庫の『あのときの王子くん』の2の
〈あとになって、この子のすがたを、わりとうまく絵にかいてみた。〉の王子さま像です。

『クマのプーさんとぼく』は幼児向けの詩集です。
作者は『クマのプーさん』のA.A.ミルンとE.H.シェパードの絵です。
子供向けなんですが、『星の王子さま』と同じく、私は年齢に関係なく、楽しめる本です。

私は自分が詩を読むことがすごく苦手です。
詩集は何冊か買って開いてみるんですが、どうも頭に入っていかない。
国語の授業で1篇を時間をかけて読むならまだわかったような気になるから、慌ただしい気持ちや読む速度や何度も読み返すのがいいのかなと思って、試してみるんですけどほんとうお手上げ。
よってどんどん詩集から遠ざかる。
荷風が訳した詩集も持っているけど、ほとんど開いてません。
詩を楽しめる方って素敵だなと思います、
私が飽きずにちゃんと読める詩集はこの本と、宮沢賢治の『永訣の朝』、あとミヒャエル・エンデの『影の縫製機』ぐらいです。

この『クマのプーさんとぼく』は、物語のように書かれている物が多いので、私にあっているのかもしれません。
あと、上の『星の・・・』同様、子供の頃いつも持ち歩いてたぬいぐるが今も手の中にあるような
優しい気持ちになれる本だからかもしれません。

こういう懐かしい本を読み返すのって、物悲しくなる秋冬なことが多いので、今のうちに見つかってよかった。
[PR]
by yui-520 | 2015-08-23 17:33 | 私と書籍のあとさき | Comments(0)
キラメいてキラメいて永遠に輝いて