恭賀新年

昨年は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

2017年下半期の読書記録がまだですが、とりあえず年頭所感。

去年は氷室冴子の『雑居時代I』(集英社)で読み納めとし、
明けた元日には『雑居時代II』(集英社)を、また昨日から『クララ白書I』(集英社)を読んでいます。

小学校高学年の頃、身内が「もう読まなくなったから」と送ってきた段ボール箱の中に入っていていた作家の一人が氷室さんでした。確か『クララ』『アグネス』シリーズに、『シンデレラ』シリーズ、そして『なんて素敵にジャパネスク』!
『なんジャパ』の続きが気になって気になって本屋の店頭で見つけた時、とても嬉しかったこと、そして「初めてお小遣いで本を買う」ということをしたのも氷室さんの本でした。
本屋で本を前に「この本は500円(くらい)出しても良いくらい面白いのかな」と、しばらく悩んだことを覚えています。初めて買う小説だったし、漫画よりも100円200円ぐらい高いことにも困ったような記憶もある。「この金額使うなら絶対面白くなきゃ嫌だ」みたいな本への期待も高かったし。
もちろん買ったし、面白かったし、続きも買ってしまうことになるのですが。

それに比べて最近は…。
腐らない、太らない、場所を取らない、値段もそれほど高くない…ということで本を衝動買いの対象にしてしまったのが最後。次々増えていく本。出来る山。連なる山脈。読みたい本は遭難し、救助に向かうと起こる雪崩。雪崩によって見つかった面白そうな本を集めると、また新たな山が出来…。みたいな。
本棚と本を読む位置が離れていて、あれこれ読みがちな自分は本棚から別の場所に本の山を作ってしまうのです。
そしてもう本ってアメーバみたいに単細胞生物で、それだけで分裂して数が増えていってるんじゃないだろうか、などと空想に幾度となく逃げたり。 

そんな空想から戻ってきたのが昨年末でして。そういえばショウペンハウエルあたりが言っていた「本を買うより本を読む時間を買え」みたいな言葉はまさにこの状況だぁと思い、今年は態度を改めたいなと思います。(というか、衝動買いを減らす方向で)


では、今年が皆様にとって良い一年でありますように。
また、良い本面白い本に出会えることを楽しみにして。



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# by yui-520 | 2018-01-03 06:42 | 私と書籍のあとさき | Comments(0)

      

もうクリスマス気分になってもいいでしょうか?↑はクリスマスソングです、多分。

2年近くも放置しておいてなんですが
2017年、上半期に読んで特に面白かったもの。新旧入り乱れ。読み終えた順で。

・『傷だらけのカミーユ』ピエール・ルメートル(文春文庫)
 読み終えて「彼に幸あれ」と思ってしまった。
 先月『死のドレスを花婿に』を読んでしまったので、2017年11月現在翻訳されているこの作家の本は全部読んだのかな。私は『天国でまた会おう』よりも断然嫌ミスのこちらシリーズが好きです。

・『西洋哲学史(上)』シュベーグラー(岩波文庫)
 とりあえず読み終えた、というだけなのだけれど、自分としてはすごく頑張ったので。が、下巻がまだある。カントで止まったまま。あ、これは面白かったじゃないや。自分頑張ったねという意味で。

・『Front Row アナ・ウィンター ファッション界に君臨する女王の記録』
  ジェリー・オッペンハイマー(マーブルトロン)
 何かを成し遂げる人ってすごいな、としかいえない。そのストイックさとか。映画『プラダを着た悪魔』よりもドキュメンタリー『ファッションが教えてくれること』が好きな人の方が楽しめそう。共通して出ている人も出ていることだし。

・『子供より古書が大事と思いたい』鹿島茂(文春文庫)
 基本的に誰かが本について語っているのを読むのが好きなんだと思う。そんな中でも面白かったエッセイ本。ちなみにこの本で挙げられている古書とはフランス19世紀のもの中心だったかな。

・『パードレはそこにいる(上・下)』
  サンドローネ・ダツェーリ(ハヤカワ・ミステリ文庫)
 イタリアミステリー。設定やストーリーは言葉にすると重いものだけれど、残酷描写は少なく、悲壮感があまりない。展開が早くて面白かった。後半は常に山場で、どこで休みを入れたらいいんだろうといううれしい悲鳴。主人公二人に感情移入しつつ、風呂敷広げすぎじゃない!?と心配になったり…。続編『死の天使ギルティネ(上・下)』先月読みました。

・『言い寄る』田辺聖子(講談社文庫)
 お聖さんの小説は「まだ私には早いのかな」という感じで、手を出しては引っ込める繰り返しだった。が、なにがきっかけだったか、この乃里子シリーズを読んでみたら面白くて、私にしては珍しく繰り返し読んでしまった。次の『私的生活』も読み終えたし、最後の『苺をつぶしながら』が私を待っている。

 これが6月末までのベスト、月1で面白い本にあってることになるのか?
もっと面白い本読んだ気がするんだけど…と思ったら最近だったり、去年だったり。

では、また来ます。





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# by yui-520 | 2017-11-04 15:02 | 私と書籍のあとさき | Comments(0)

冬に会いましょう

しばらく、真冬になる12月の頃まで、お休みします。
といっても今までも月に一度書くかどうかだったのであまり変わりませんが…。

季節の変わり目に体がついていかず、首や頭の痛みが頻発していて、何をするのも痛みが邪魔だしだるく億劫なので、今年は宣言して、お休してみようかと思います。

本当はいろいろ書いたんですが、2度ともiOSのバグで消えてしまい、さすがに3回は書く気力がありません。

また冬に会いましょう。
いろんなお土産話を持って来れるように、楽しんで生活したいと思います。


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# by yui-520 | 2015-10-04 19:19 | Comments(1)
キラメいてキラメいて永遠に輝いて